~丹後暮らしの説明書②~ 車をゲットして♩ラクラク移動生活
2022.3.25
ハラコー
丹後に移住した経験を持つ方に「丹後に来て準備したものは?」という質問をしたところ、10割(全員)が答えたのが『車の購入』だった。
記事を書いている私自身もそうだったのだが、都市で生活していると公共交通機関で生活はなんとかなるので車の必要性が地方に比べて低い。また、都市で車を所有する場合は駐車場代などの維持費が高い。
逆に、地方に移住すると公共交通機関は都市に比べて少ないので日常生活における車の必要性がとても高い。
丹後で暮らす上では車は”必需品”と言って過言ではないだろう。
車を所有する事のメリット
丹後に移住した経験を持つ方へのアンケート(n=21)の中で、
「丹後に暮らしていても、車があれば全く不便することはない」
「都会で暮らしている時と、車以外で変化を感じない」
という回答をいただいた。
また、Uターン(京丹後出身者)からは
「車を所有していない時は何もないと思っていたが、車を所有して行動範囲が広がると良い町だと思った」
という声も聞く事ができた。
これらの声をまとめると、
車を所有することのメリットは「田舎の不便さの大部分を解決できること」と言えるだろう。
どこで車を買ったの?
丹後という土地に初めて暮らす方の最大の課題の1つは、「どこで車を買ったらよいのか?」ということではないだろうか。
たんぽけ的偏見で「この店がおススメ」ということは明言できないのだが、移住経験者アンケートに協力頂いた方が実際に買ったお店をここでは地図上にマッピングして紹介する。
(地図上の赤い店舗は新車購入/緑が中古車購入)
もちろんこの地図上に表示されていない自動車販売店もあるので、あくまで参考情報としてご覧いただきたい。
お伝えしたいのは「田舎だから車屋さんの選択肢が少ない」「田舎だから車種やメーカーの選択肢が少ない」というわけではないので安心してほしいということだ。
前述したとおり、田舎では自動車の需要が高いので、車屋さんは人口の割に充実していると思ってよいだろう。
また、(私も含めて)外部から引っ越してきて初めて自動車を購入するお客さんも決して珍しくはないので、特に気後れすることなく車屋さんに足を運んでいただければよいだろう。
車を選ぶ基準は?
自動車販売店があるのはよいが、結局どんな車を購入するのがよいのか決めなければラクラク移動生活も実現しない。
ここでも、移住経験者のアンケートから「何を重視して車を購入したか」という問いを参考情報として提供する。
1位:価格 81%
2位:四駆であること 38%
3位:走行距離 33%
4位:販売店の信頼度 19%
5位:メーカー 14%
言うまでもないが自動車の購入は決して安い買い物ではない。
価格・販売店の信頼度・メーカーなどを重視しているのは、購入する車に対して価格相応の信頼度があることが求められていることがうかがえる。
また、2位の「四駆であること」については、「丹後は降雪地域であること」が影響していると考えられる。
(二輪駆動車を選ぶ場合はFF(前輪駆動)の方が雪道には向いているそうだ。)
ちなみに、移住者アンケートは車タイプについても回答いただいたので併せて紹介する。
軽自動車 53%
コンパクトカー 21%
ワゴン 11%
その他(SUV等) 10%
世帯構成や利用用途にもよるので一概には言えないが、『大人1人に自動車1台あれば便利』という背景やコストパフォーマンスの観点から、軽自動車やコンパクトカーの選択率が高いようだ。
車種まで言及すると、
・タント(ダイハツ)
・アルト(スズキ)
・ワゴンR(スズキ)
・AQUA(トヨタ)
については、複数の回答が挙げられている。
(アンケート回答母数が多くないので、あくまで参考情報となるが)丹後で暮らす上で前述のような事項を検討した結果、選択した車なので参考にはなるだろう。
さらに、車の購入にあたっては、車の本体価格に加えて維持費※も気になるかもしれない。
外部調査レポート(ソニー損保)からの抜粋だが、参考にしてほしい。
(地域やガソリン価格によって変動するので、あくまで車種間の比較として見ていただければ)
(※):保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、有料道路通行料は除く。
車の購入後に気を付けることは?
車の購入後に気をつけた方がよいというポイントについて、アンケート回答と私見混じりにいくつか紹介させていただく。
雪への対応
前述の四駆車対応も含めて、降雪地域である丹後において車の雪対策は必須だという声が複数挙がった。
具体的な対策については過去記事の中で紹介してあるので是非ご一読いただきたい。
自動車保険の加入
自動車を購入するにあたって、任意保険への加入は必ず行ってほしい。
店舗で車を購入する際にあわせて自動車保険に加入すれば、手続き面がかんたんに済ませることができるだろう。
一方、多少手続きが面倒だとしても、継続的に発生する保険料をおさえたい場合は、インターネット等でダイレクト型保険の自動車保険を複数見積もりを行い、補償内容と保険料のバランスを考えて加入することをおススメする。
(ちなみに、筆者は維持費を抑えたいのでダイレクト型保険に加入している)
飲酒運転は決してしない
言うまでもないが、自動車の運転はご自身含めて命に関わる行動だ。
ローカルならではだが、都市に比べて「飲み会後の交通手段」は乏しいことは予め認識しておくべきだろう。
職場の懇親会や友人同士での飲み会など楽しい時間を設けるのは大変結構なことだが、間違っても飲酒運転だけはしないようにしてほしい。
自動車の運転とは、物理的には『鉄の塊が高速で町を走り回る』ことだ。
泥酔した人間が扱うことは、凶器を振り回すことに他ならない。
『自分だけは大丈夫』などとは決して思わず、安全運転に努めてほしい。
※飲酒した時の備えとして、代行タクシーの連絡先などをケータイに登録しておくようにしよう。
車を所有しないという選択肢は?
自由にどこにでも行ける交通手段として、この記事シリーズ『田舎暮らしの説明書』としては自動車の所有はおススメするものの「絶対に車が無いと暮らしていけない」というわけではない
(文頭で”必需品と書いてあるじゃないか”というツッコミが聞こえてきそうだが)
TanTanPocketの過去の記事でも紹介したが、京丹後市ではライドシェアサービス『mobi』というタクシー乗り放題サービスが開始しており、たんぽけでも過去に紹介させていただいた。
mobi(京丹後市エリア) https://travel.willer.co.jp/maas/mobi/kyotango/
なんとフリーライド(店舗での乗降が無料になる店舗)できる場所もあり、峰山自動車学校も対象となっている。
自動車免許を取得するために教習所に通う方の交通手段としてもおススメだ。
こちらのサービスは現在の所京丹後市内でも限られたエリアでのサービス提供となっているが、生活も仕事もこのエリア内で収めることができれば自動車を所有しなくても丹後で不便せずに生活できるかもしれない。
また、今後利用者が増えていけばサービスエリアが拡大していくかもしれないし、カーシェアのようなサービスが今後は丹後にも増えていく可能性はあり期待したいところだ。
楽しいローカルカーライフを
以上、丹後での生活を楽しむためのカーライフをテーマに記事を執筆させていただいた。
丹後は確かに『田舎』だと思う。
しかし、縦貫自動車道が開通したことで、車を利用すれば京都市内まで2時間程度でアクセスできる。
(軽自動車なら高速道路料金は片道2,000円程度だ)
そういった意味で、普段暮らしは田舎で悠々と過ごし週末は京都市内や大阪に遊びに行くことで、田舎と都市の良いトコロを両取りすることもできると言える。
個人的には、生活の不便解消以上に車で丹後の美しい景色や美食を思いっきり楽しんでほしいと思う。
そういった景観スポットや飲食店情報は、今後たんぽけにも増えていくだろうし、たんぽけ記事を片手に丹後のいろんなスポットを巡ってもらえたなら、執筆者としては何よりの喜びだ。
皆さま、ステキなローカルカーライフを!
Have a Nice Day!!!!
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