~体験レポ~ これが最先端の田舎だ!! 丹後にmobiがやってきた!!
2021.7.2
ハラコー
「もび?なにそれ?」と思った方は、まぁまず記事の続きを読んでいただければと思います。
mobiを既に知っている最先端のあなたも、まぁまず記事の続きを読んでください。
令和3年6月30日に、京丹後市でエリア内定額乗り放題のライドシェアサービス「mobi」が開始しました!
海外ではUberやLyftといったサービスで有名ですが、このmobiのすごいところは『定額乗り放題』であることだと思います!!ローカルライフの生命線となる車移動が月額5,000円という価格で乗り放題というのは、すごくチャレンジングなサービスだと思います。
そして、このmobiのサービス初日、鬼編集長に命じられて ワクワクを抑えられずに乗車体験をしてまいりましたので、その詳細をお伝えしたいと思います!
下準備 アプリ登録
まずはmobiアプリの登録からです!(電話でも配車予約できるそうなので、今すぐ使いたい方は読み飛ばしてください)
まずはアプリストアで『mobi』を検索してインストールします。
インストールしたら、ホーム画面からアプリを開いてください。
※この時点で意味が分からない方は申しわけありませんが、ケータイショップに行くか電話予約でお願いします!
アプリを開くと、電話番号の入力が求められます。
電話番号を入力して『認証コード送信』をタップすると、ケータイ宛にSMSが送られてきます。そのメッセージに書いてある6桁の認証コードを入力すると、次は会員登録画面に進みます。
氏名を入力した後は、性別・住所・生年月日などを入力しますが氏名以外の多くの項目は任意となっているので登録したくない方は省略してよいかと思います。
最後にメールアドレスとパスワード(これらは必須)を入力します。
すると、入力したメールアドレス宛に確認メールが送られてきます。そのメール本文内にあるURLをクリックすれば個人認証完了です。(個人情報保護が大きな問題となっている今、2重3重に認証してくれるのは逆に安心できる点でもあります)
最後に、決済用のクレジットカードの登録を行います。これは【あとで】を選択できますが、乗車時の決済をかんたんに済ませるために事前に登録しておくとサービス利用時に便利です。
これで準備完了です!!
いざ、配車予約!!
今回の行程ですが、峰山駅のシェアハウス「益実荘」で生活しているとシミュレーションして(実際に私が暮らしているわけではありません)この町のシェアエコ(シェアリングエコノミー)を満喫した場合、こうなります的な記事に仕立て上げたいと思います。
脳内ミッションとしては、『益実荘を出発してランチを食べて食品の買い出しをして帰宅』としています。
その後に鬼編集長から『mobiに関するイケてる記事を書け』というリアルミッションがあることは一度脳内から削除しました。
まずは、益実荘を出発。
mobiアプリを開きます。アプリを開くと現在地を示す地図が表示されます。
乗車できる場所が場所が[m]のマークで表示されており、その中から乗車地を選びます。益実荘からは徒歩1分の丹後中央病院が近いようだったので、ここを乗車地として指定します。
さて、目的地ですが、晴天に恵まれた絶好のカレー日和でしたので、大宮町にあるインドカレー屋さん「ナマステ」でランチを食べて、近くにある「ヤマダデンキ」と地元スーパー「いととめ」で買い物をしてくることにします。
乗車地を設定した時と同様、降車地(目的地)を設定します。
mobiアプリ地図ではインドカレー屋さん「ナマステ」をピンポイントで指定できなかったので、目的地の1つ「いととめ」を指定しました。
降車地を指定した後は『ここに行く』をタップします。
次は、乗車人数を指定します(1度に予約できる最大人数は5人となっているようです)
※今回はお試し目的の乗車なので、月額プランには加入していません。月額プラン以外に、1回あたり300円(子ども150円)の従量プランがあるので、そちらを利用しています。
人数を指定したあとは『予約を確定する』をタップします。
※このボタンをタップしたら文字通り予約が確定されるのかと思いきや、もう1つ操作が必要なので注意が必要です。
最後に、乗車地から降車地までのルートが提示されます。『早い順』『安い順』『楽な順』それぞれにルートが表示されるようですが、サービス開始日だったこの日は車両がまだ1台ということで、どのルートも同じ結果でした。(個人的には、定額料金なのに『安い順』があるのはどうしてだろう?という点が気になりましたが、今後のサービス仕様やアプリ仕様が変更していく可能性もあるのかもしれません)
どうやら、これから配車をお願いすると約10分かかるようです。
ルートを選択すると、再び地図画面に戻ります。そこで『mobiを呼ぶ』をタップすれば、これで配車予約完了です。(料金が0円と表示されているのは初期サービスならではのご愛嬌ですかね。正しくは1人300円かかります)
さて、予約完了したので後はゆっくり待っていればOKです。
タクシー到着を待っている間
ちょっと面白いのは、「まだかな~?」と思った時にアプリを開けば、タクシーの現在地が表示されること。こういうふうに可視化されていると、あとどのくらいで着くかが分かったり、線路の近くで停車していたら「あぁ、踏切待ちで遅れてるんだな」ということが分かり、多少の遅延に対しても優しくなれる(気がします)。
また、待っている間にドライバーに連絡したい場合は『メッセージ』や『電話』をタップして、直接連絡することも可能です。
(好奇心から『電話』をタップしたらすぐに電話呼び出しになってしまいました。ドライバーさんごめんなさい!)
私の好奇心によって恐らく車を停車させたのでしょう。自業自得ながら車の到着時間に遅延が発生してしまいました。ただ、そんな時にもアプリから「到着時間が変更になりました」という通知が届きます!
mobiのセールスポイントの1つとして『人工知能(AI)活用』を挙げているようです。
このように遅延が発生した場合におしらせすることはもちろん、他のお客様から配車予約があって途中でピックアップする場合などは車のルートが自動で変更され、ユーザー全員が最適に移動できるように作られているそうです。
(ということは、車両到着時間がその時々で変更する可能性があるということでもあるようなので、利用する際にはお時間に余裕を持った移動がよさそうです)
タクシー到着!!いざ、ナマステ!!
アプリ地図上で車両が近づいてくるのを楽しみながら、来るぞ来るぞ!と楽しみにしていたところに、ついにmobi車両が到着!!!!(私のせいで遅延した時間含め12分で到着!)
「おお~!本当にタクシーが来た!!」
タクシー自体はこれまで何度も見ているし乗っているにもかかわらず、明治時代に初めて自動車を目撃した人のように感動してしまいました。新しいユーザー体験というのは面白いものです。(明治時代に初めて自動車を目撃したことがないので、表現が適切かは責を負いかねますが・・)
『新時代の幕開けぜよ!』とつぶやきつつ最近伸た髪をざんぎりカットにしようかしら、などと思いを巡らせているとタクシーの自動ドアが開き、ドライバーさんから「予約した〇〇さんですね?どうぞご乗車ください」とお声がけいただきました。
文明開化の音がします!!(謎)
今日はサービス開始日ということで、ドライバーさんのほかmobiサービスを提供しているWILLER社の方が乗車されており、いろいろとお話を伺う事ができました。
・サービス開始日なので、WILLER社員もドキドキしている
・この車両はサービス開始日の今日だけで、明日からハイエース(10人乗り)になる
・ドライバーさんとアプリ操作の練習・補助をしながら運行している
・サービス開始まで2ヵ月間、京丹後に滞在しており自分自身が普段の買い物の移動に苦戦している・・など
最先端サービスを作られるために、WILLER社員の皆さんが地道な努力とご苦労をされていることが垣間見られました。機械化・自動化が進む背景にも、それを創るための人間の努力があることを忘れてはいけないな~と感じる時間でもありました。
さて、そんな楽しい雑談をしている間にあっという間に目的地の「いととめ」が近づいてきました。
ドライバーさんが「いととめさんに停車でいいですか?」と聞いてくれたので
私「実はナマステに行きたいんです」と答えると、
ドライバーさん「あ、ナマステ停車でも大丈夫ですよ~」と言ってくれたので、アプリで降車位置を指定できなかった(けど本当はそこに行きたかった)ナマステで降ろしてくれました。
スマホでは解決できないことも、乗車後のコミュニケーションで解決できるのはありがたかったです!
アプリ登録時にクレジットカード登録をしていれば、降車する時はキャッシュレス決済(というか支払い行為が発生しない)となり、ただタクシーから降りるだけでした。これはラクチン!!
※クレジットカード登録をしていない場合、現金での決済も可能です。
タクシーを降りるとアプリ画面には『Thank you』メッセージとサービスを評価する画面が表示されます。こうやってお客さんからのフィードバックを蓄積してサービス改善につなげていこうとする姿勢もステキです!
そんなこんなで、片道300円でタクシーに乗ってランチを食べに来ることができました。
(繰り返しになりますが、月額プランに加入しておけば5,000円で乗り放題です)
私は『3度のメシよりカレーが好き』を自負しており、(フランチャイズ店ですが)【ナマステ】のカレーが大好きです!mobiのサービスエリアにナマステが入っていることに感謝!!
(カレーもメシの1種じゃないか!というツッコミはここではご容赦ください)
記事内容もすっかり長くなってしまったので、箸休めの意味も込めて1日15食限定 ¥950(税抜)のチーズナンセット(ドリンク付)も紹介しておきます。
ランチ後はお買い物♪
カレーでおなかいっぱいになった後は、脳内シミュレーション行程の ヤマダデンキへ!
今日はシミュレーションなので何も買いませんでしたが、ここで家電や電池などの消耗品を買う事ができるので、何か不便なことがあればmobiで買い物に行くと便利ですね!!
さらに、ヤマダデンキのお隣、地元スーパーマーケット「いととめ」へ
いととめには、地元産のオーガニック野菜や地元飲食店のパン・お弁当・お惣菜、身体によいおいしいものを取り揃えてくれているステキなスーパーマーケットです!
mobiで いととめに来ることができれば雨の日に買い物難民になることもなくなり、買った荷物もタクシーで自宅まで運べるようになるので、とっても便利になりそうです。
再びmobiで帰路につく
さて、おいしいランチを済ませ、(脳内で)電気系消耗品と食品の買出しを終え、帰宅のためのmobiを再度アプリで呼び出します。
近くにmobi車両が走っていたようで、アプリで配車依頼をして約5分でタクシーがやってきました!!
再び車両の中でWILLERの方(行きの車両でお話した方とは別の方)と雑談。
・利用してくれる方が増えれば、京丹後の走行エリアも拡大していきたい
・法人契約も提供しており、飲食店さんの登録が増えるとさらに便利になっていく
・エリア拡大するためにも営業を頑張ります!
新入社員だという社員さんから非常に熱意を込めたコメントをいただくことができました!(会社員のお手本のような方ですね!小生も見習いたいと思います)
そして、今日の出発場所、シェアハウス益実荘に到着!!
益実荘に暮らしているという設定は脳内シミュレーションではありますが、もし本当にシェアハウスに暮らしていれば、同居人の買い物を一緒に済ませてしまったり、買った食材で作った鍋を囲んだり、おいしいおやつにほかほかごはん、あったかい布団で眠るんだろな♪
ちなみに、空き家をリノベーションしたシェアハウス『益実荘』の内部はこんな感じ。
たんぽけ記事『僕が好きな芸人はこの人!U設計室大垣さん(前編)』にも登場いただいた、U設計室 大垣さんが設計したステキなシェアハウスなんです♪
最先端の田舎体験 まとめ
いかがでしたでしょうか?
最先端の田舎 京丹後では、
①空き家をリノベしたステキなシェアハウスで生活し
②ライドシェアタクシー『mobi』に乗り
③おいしいインドカレーを食べて
④電器屋さんや地元の美味しい食材を買いに行くことができる。
⑤それを実現するための交通費用は月額5,000円!(または1回300円!)
・・・
控えめに言っても「サイコー」です!!
文明開化の音がします!(2回目)
私は京丹後市に移住して2年足らずの京丹後ビギナーなのですが、短期間の間にQoL (Quality of Life) がグングン上がっていると感じており、今回のmobi開始によって、これからのローカルライフがさらに楽しみになりました!!
さらに京丹後の生活が便利になっていくためにも、ぜひ多くの方にmobiを使ってもらってサービスエリアを拡大してもらいたいところです!なので、記事をご一読いただいた方はぜひ一度mobiを使ってみてくださいませ。
そして、鬼編集長からの圧を避けるために mobiの便利さや楽しさ使い方を伝える際に、この記事を知人・友人・他人にまでシェアしていただけるとうれしいです。
本日も最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!
現場からは、以上です!!!!
【参考リンク】
mobi(モビ):呼べばすぐ来る、エリア定額乗り放題サービス
https://travel.willer.co.jp/maas/mobi/
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