~潜入レポ~ 京丹後で雪遊び!! あのゲレンデが復活!? 生まれ変わるスイス村にGo!

2022.1.10

ハラコー

京都府内に唯一のスキー場が数年前に閉鎖した・・。

スキー離れが進んでいるとは聞いていたものの、積雪がない冬が続いたことで京丹後のスイス村のスキー場も同じ運命を辿ってしまった。

・・・と思いきや!

筆者の目に1件のツイートが飛び込んできました!

スノーどんどんパーク・・・??

閉鎖したと思っていたスキー場で何か新しいことがはじまっているのではないか・・?

元旦からこたつで過ごす日々により増量を続け、いまや”こたつむり”と化したわが身。
もはや体の一部となったコタツから脱皮し、なめくじのごとく滑らかにヌメヌメとスイス村へと向かう山道を登り現地へ向かいました!

森林公園スイス村へ

京丹後市 弥栄町にある森林公園スイス村。
存在は知りつつも、実は一度も来たことがない場所でした。

同じ弥栄町でも平野部では積雪がなかったので、
『ホントにゲレンデがあるのかしら?』と訝しく思いながら山頂600m強の山を登ってくと・・

そこは雪国だった・・!!

受付で料金を支払いつつも、疑問が浮かびます。

『確かリフトはもう停止しているはず・・どうやってゲレンデへ??』

そこに、さっそうと現れたのは、トナカイが引くサンタクロースのソリをほうふつとするようなスノーモービル!!

ま、まさか・・こいつに乗って・・?
そう、そのまさかです!
リフトに代わってスノーモービルでゲレンデまでお客さんを運んでくれる!
これ1つで立派なアトラクション!!

もはやナメクジであった自分とは決別し、勇んでソリに乗り込みました!

「発車しまーす!」というお兄さんの声でスノーモービル発進!!
冷たい空気を切り裂きながら力強く進みます!

リフトでは味わえない力強さに乗車している一同、興奮!!

楽しんでいる間にゲレンデに到着!!

到着すると、当たり前ですが、そこはゲレンデ!!

脳内に広瀬香美さんの『ゲレンデがとけるほど恋したい』が流れてくるようです。

ここで雪遊びができるようになっているようです。

見ての通り、人混みなくゲレンデで遊べました。
それもそのはず、このスノーどんどんパークは1月8日にオープンしたところで、この日はオープン2日目だったので開放的に遊べました。

このゲレンデ、この日は主に2つの遊び方を提供していました。

①ちびっこ広場
小さな子ども向けにソリ遊びをしたり、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、かんたんな雪遊びが自由にできる
※レンタルソリも有り

②スノーチューブ
浮き輪のようなタイヤチューブに乗って雪山を滑走する雪遊び

この日は、もっぱらスノーチューブで遊びまくりました。

スノーチューブ体験

私はスノーチューブ初体験だったのですが、これが面白いアトラクションでした!

前述の通り、浮き輪のようなチューブに乗って雪上を滑るのですが、良いトコロはスキーやスノーボードのように練習が不要で、ただ浮き輪に身を任せて滑っていくだけなので、誰でも楽しむことができます。

最初は浮き輪に座って恐る恐る滑走していくのですが、慣れてくると浮き輪にうつぶせになって滑走したりして楽しめます。

 

小学校低学年でも1人で遊べました!

ゆっくり滑るチューブもあれば、割とスピードが出るチューブもあるし、小さな子どもと2人で乗れるチューブもあります。

スピードが出るチューブをうつ伏せで滑走すると、目線が地面と近いのでとっても迫力がありスリリングです。
(それでいてカンタン!!)

一度滑った後に再び登っていくのに体力を使うものの、ありがたいことにスタッフの方に余力がある時にはスノーモービルでチューブに乗ったまま引っ張り上げてくれたりして、これもまた楽しい体験でした!

食事処でランチ休憩

身体を動かしたところで、小休止。

ランチを食べにレストランへ向かいます。

昔ながらのゲレンデということもあり、決して最新の設備があるわけではありませんが、なんとなく懐かしい暖かみのあるレストラン。

暖をとり雪景色を眺めながら食事をとることができます。

レストランでは、『マウンテンスイスカレー(1,000円)』をいただきました。

雪山を連想させるメニュー名。

どんなものが出てくるのか、、

どん!!

マウンテンスイスカレー

米の山頂にTWOの旗がなびいています。

パキスタンの名峰 K2 を連想させるほど急峻なコメの山!!

お腹いっぱいになりました!!

また、他にもステキなメニューがあったので紹介します!

その名も『太鼓山へしこチャーハン(1,000円)』

どどん!!

太鼓山へしこチャーハン

太鼓型のチャーハンに太鼓のバチが付いています。

思わず、いまだ頭に流れる「ゲレンデがとけるほど恋したい」を太鼓の達人で連打してスペシャルコンボをたたき出したくなります!!

お味の方も、丹後名物へしこ が効いていて太鼓判です!

なお、ランチ代金込みの料金プラン(39プラン)があり、入場料2000円+スノーチューブ2,500円+ランチ(1,000円)+ドリンク(300円)、トータル5,800円のところ3,900円になるので、そちらがおススメです。
※料金各種は文末に詳細を記します

その他にも、山で食べるサイコーにおいしい食事の1つ、カップラーメン各種も取りそろえられており、食欲をそそります!

お腹を満たし、再びスノーチューブへ!!

一食分増量したせいか、心なしかスピードもアップしている気がします。
(たぶん気のせいです)

スイス村の今後について

食堂のお兄さんと色々話をしていると、スイス村にかけるアツい想いが伝わってくるようなお話を聞けました。

このスイス村、15年前くらい前までは人が賑わう人気スキー場で、学生の合宿や冬以外も釣り客が多く訪れるスポットだったそうです。

ここ最近はスキー客の減少、雪の減少などでついに3年ほど前にスキー場の閉鎖が決定してしまい、本当に残念な思いをされたそうです。

しかし、今年度から指定管理事業者も変更になり、なんとかこの雪を使った施設利用を復活させたい!という想いから、この冬ついに復活にこぎつけたそうです。

リフトを復旧させるためには、国・府・市など行政機関との調整が必要だったり多額の資金が必要になるので、スキー場の復活はかんたんではないそうですが、どうにかして京都府に唯一のスキー場を復活させてスイス村から京丹後を盛り上げたいと語られていました。

スイス村には雪山以外にも『風の学校』という宿泊施設があり地元の食材を使った食事に力を入れていたり、ランチ営業に向けた準備も進めているそうです。

私も今日1日ゲレンデで楽しませていただきましたが、大切なのは施設などのハード面だけではなく、そこにいらっしゃるスタッフの(ゲレンデがとけるほどの)真心こそがお客さんを楽しませてくれるんだなぁ、と感じました。

決して新しい設備ではありませんが、とても満足した1日を提供いただいたスタッフの皆さんに感謝します。

皆さんも、ぜひ遊びにいってみてください!!
(広瀬香美さんの曲を知らない読者はYouTubeでご視聴ください)

現場からは以上です!!!!


【京丹後森林公園スイス村】
HP:https://kyotangoforestpark.jp/2021/12/30/snow_activity/

土日祝

入場料 中学生以上:2,000円、小学生:1,000円、3歳以上6歳未満:500円、3歳未満:無料です。
※小さなお子さんに安心な「ちびっこ広場」や、スノーボード用「ほったらかしスノーパイプ」で遊んでいただけます。

●スノーチューブ乗り放題
小学生以上:2,500円
※スノーチューブのご利用は3歳から。6歳未満のお子様は保護者と同乗になります。

●39パック
小学生以上:3,900円
※入場料+スノーチューブ乗り放題+選べるランチ+ドリンク一杯

平日

●持参のスノーモービル走行(要予約)
1台5,000円 ※60分間


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