お金のぽけっと #10 ~ #わたしの好きな本~きっと役立つお金の勉強
2021.10.18
ハラコー
早いもので、お金のぽけっとシリーズも第10回を迎えました。
ありがたいことに少なからず読者がいらっしゃるようで幸いです。
さて、今日のお金のぽけっとですが、今月のお題「#わたしの好きな本」になぞらえて、お金に関するおすすめの本を3冊紹介させていただきます。
いずれも『読みやすい』『書店で出会う確率が高そう』『すぐに実践できる内容が多い』ものを選んだので参考にしていただければ幸いです。
漫画 バビロン大富豪の教え
タイトルの通り、漫画なので活字が苦手という方にはとても読みやすい本だと思います。
金融の起源とされる古代バビロニアという国を舞台に、主人公の少年が苦労をしながらも富豪になっていくストーリーとなっています。
そして、そのストーリーの中に【黄金に愛される七つ道具】や【「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則】といった、古代バビロニアの富豪が残したとされる教えが含まれています。
この一部を抜粋して紹介させていただくと、
・収入の十分の一を貯金せよ
・欲望に優先順位をつけよ
・蓄えた金に働かせよ
といった内容が書かれています。
この内容は、まさにこれまで『お金のぽけっと』で紹介させていただいた内容に合致するものも多く、上記の3つは(①収入 – ②支出)×③資産運用率 というお金の公式とそれにまつわる記事内容と合致するものだと思います。
※これまでの『お金のぽけっと』の記事がこの本の内容に引っ張られたわけではないです(念のため弁解すると、記事はこの本を買う前に書きました)
その他の内容についてもシンプル かつ 的を射た教えになっているので、おススメです。
Amazon : マンガ バビロン大富豪の教え
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
こちらはタイトルのとおり「難しいことはわからないけど、結局どうすりゃいいのよ」という内容について、分かりやすく書かれた本となっています。
たんポケ記事にももっと「お金の増やし方」について書いてみたいと思っているのですが、いかんせん、お金の事情は人それぞれなので「これをやっとけば誰でも大丈夫」ということはないので簡単に記事一本にまとめられないのですが、こちらの本を一冊読めば、
「持ち家と賃貸の比較」
「保険に関する考え方 (必要な保険・不要な保険)」
「ぶっちゃけ金融商品は銀行から買うな」
といった、お金にまつわる大きな決断に関して分かりやすく書かれているので、特にこれからライフステージが変化していく20~30代の方にはおススメです。
また、投資すべき金融商品についても個別具体な内容が書かれています。
そして、この本が出版されて6年たちますが今のところ、間違っていない(つまりその金融商品を買っていればお金はずいぶん増えている)と思います。
Amazon:難しい事はわかりませんが、お金の増やし方を教えてください
本当の自由を手に入れる お金の大学
表紙に書かれたライオンのキャラクターは、皆さんもどこかで目にされたことがあるのではないでしょうか。
YouTubeで配信中の「リベラルアーツ大学」の両学長が、これまでのお金にまつわる配信内容を一冊の書籍にまとめているのがこちらの本です。
私はYouTubeをあまり見ないので、この本を読んだあとにYouTubeの配信を知ったのですが、書かれている内容はどれもすぐに実践ができるもので有用性がとても高いと思います。
こちらの本ではお金に困らない5つの力
①貯める力(支出を減らす)
②稼ぐ力(収入を増やす)
③増やす力(資産を増やす)
④守る力(資産を減らさない)
⑤使う力(人生を豊かにすることにお金を使う)
について、具体的に書かれています。
①②③については、まさに「お金のぽけっと」で書いてきた公式にまつわる内容となっており、個人的にとても共感する内容でした。
特に①貯める力については紙面の半分近くを割いて詳しく書かれています。
個人的にも「いきなり稼いでもうけよう」とするよりも「出ていくお金をコントロールすること」が先決だと思っているので、本の前半に支出を減らすための内容を重点的に書かれていることに好感を持ちました。
また、その他4つの力についても具体例に富んでおり、この内容を1,400円で学ぶことができるのは非常に投資対効果が高いと思います。
Amazon:本当の自由を手に入れる お金の大学
まとめ
以上、お金のぽけっと として #わたしの好きな本 を3冊紹介させていただきました。
おススメする本が比較的新しい本になってしまうのは、ここ数年で金融制度がいろいろ変わってきているからだと思います。
そういう意味では、今後本屋さんに足を運ぶ時には常に新しく出版された本をチェックする習慣を身につけられるとよいかと思います。
最後に、この3冊に共通して書かれている重要な内容として
『自己投資こそが最も大切な投資である』
ということを挙げさせていただきます。
この点が最も私が共感する(≒好き)部分なのですが、お金も含めて自分に起こるすべての事は自分を通じて行われます。その自分が磨かれたものでなければ、どんなチャンスがあっても生かせないでしょうし、良い事も悪い事に変えてしまうかもしれません。
そして、自己投資として最もかんたんで効率の良い行動の1つがまさに『読書』だと思います。
たった1,000円ちょっとで先人の知恵や達人の知識を学ぶことができるなんて、コストパフォーマンス(費用対効果)がとても高い行動だと思いませんか?
皆さんも、秋の夜長に読書をたのしむ時間を設けることをおススメさせていただきます。
Have a nice day!!!!