~丹後暮らしの説明書⑤~田舎の草刈りはこんな感じ!自宅周辺&地区の草刈り
2022.6.30
けんご
こんにちは!夏もビシビシと始まった今日このごろ。蒸し暑くて外に出たくないよー!と言いながらも、田舎ではやらないといけないことが、、そう、タイトル通り、草刈り!!かくいう僕も古民家に住んでいる身なので、庭や家の周りの草刈りはやらねばなりません。
草刈りしなきゃいけない理由は色々ありますが、個人的には快適な生活を維持する為に必要だと考えています。ボーボーだと何をするにも邪魔になるし、虫も増えたり、草の種類によっては草から木に成長するような雑草もいるので、最低限は管理しなきゃいけないかなと。
今回は家の草刈りをライトめに紹介するのと、うちの地区の草刈り風景を紹介したいと思います!
草刈りの準備
都市部から移住した僕にとって、草刈りは未知の体験で「自分にできるのかな・・」とドキドキしていた時期もありましたが、今となってはバッサバッサと果敢に草刈りをしています。笑
草刈り機が怖い、所作が分からん、虫が、、など色んな不安要素はありますが、これって慣れだと思います。普通の家事に比べて疲れる作業ではありますが、慣れれば風呂掃除くらいのものです。
ということで草刈りに必要な装備はこちら↓。
草刈り機、長靴、手袋、サングラス(草刈り用ゴーグルOK)、あと写真はありませんが、帽子を装備してこの日は草刈りを開始。ちなみに草刈り機の細かな話や使い方については、たんぽけでいつか記事にしようかと思っているので今回は割愛します。
長靴は暑いですが、茂った草地を移動するので、ヘビなどの動物から身を守る点と、ぬかるみで滑ったりすると危ないので、転倒防止の意味もあります。ちなみに、マムシに噛まれると大変なのでご注意を。夏場の草刈りは光を反射する白長靴がベタ。
手袋はなにかと草を取り除いて進んだりするので、手を守るのに必要。中には草刈り機の振動を吸収してくれる手袋もホームセンターには売っているので、長時間作業する方にはオススメです。
サングラスはなんといっても目を守ることが一番の目的!草刈りをしていると草はもちろん、地際の砂利が目に飛んでくることがザラにあります。なので物理的にしっかり目は守りましょう。サングラスの良いところは、強い日差しでも視界がクリアに見えて良いのと、目の疲労を軽減してくれます。眩しい中作業してると、目にすんごい疲労が溜まるんですよ、本当に。
帽子はサングラス同様に物理的に頭を守る意味はありますが、よほどの事がない限り頭部に危険が迫ることはありません。ただ草やホコリは飛んでくるので、防塵的な意味合いで捉えてもらっても良いですね。
いざ刈るぞ~
今回刈る場所はこんな感じ↓。うちの庭を刈ります。そんなに広くない範囲をライトにいきます。
まず最初は、草刈りするスペースの物をどかします。理由はシンプルで草刈りの邪魔になるのと、草刈り機でモノを破壊しかねないからです。この時にゴツゴツした石とかも移動させておくと、スムーズに草刈りすることができます。
どかした状態がこんな感じ↓。すきーり、すきーり。画像の奥の方から草刈りを始めています。
草刈りのポイントとしては、一筆書きで刈りたい場所を刈りきれると、効率がとても良いです。今回の場合だと、庭が正方形の形をしているので(丘の上にある庭なので画像だと分かりづらいですが)、外側の縁をなぞるように刈っていきます。こんな感じで↓。
↑の写真は、正方形の庭を、とりあえずコの字で刈った後の写真です。この状態は、真ん中だけ草が刈れていない状態です。写真だけ見るとあっという間にですが、草刈りに慣れていれば5分くらいでこの範囲は刈れちゃいます。真ん中まで刈り切るとこんな感じ↓。
最初の画像に比べるとかなりスッキリしましたね。一筆書きで刈るメリットは、行ったり来たりせずに刈れるので無駄が少ないのと、刈り残しも発生しにくい点かなー。あとは細かい部分や気になる箇所を刈ればOK。ちなみに、刈った草は放置しておいても良いですが、ホームセンターに売っている熊手などでかき集めておくと、より刈った場所がスッキリします。
今回刈った草をかき集めたらこんな感じ↑。ちなみに僕の家では、生ゴミコンポストにこの草をぶち混んで、堆肥化させています。詳しい話が気になる方は、僕のTwitter見てもらえたら載ってます。笑
刈った時期は5月中旬頃で、ちょうど草が伸びだした時期でした。まだガッシガッシに強くはなっていないので、軽やかに刈れたなー。どうしても、面倒で草刈りを後回しにしがちですが、こまめに刈れた方が労力も軽減されるのでオススメです!暑くなってくるこれからの時期は、早朝や夕方に時間を見つけてこまめにやりましょう。
地区の草刈りはこんな感じ
移住前によく出てきた言葉が、「地区の草刈り」でした。自分たちが暮らす地区の草刈り、という事は分かるのですが、実際にはどんな感じやねん!というのが正直なところ。そんな疑問を晴らす為にも、うちの地区の状況を簡単に書いていきますね。(地区によって時期や内容が全く異なるので参考程度にみてね)
まず時期ですが、6月と7月の年に2回あります。毎年同じ時期に行っており、6月は2週目か3週目の日曜、7月は1週目の日曜、時間はどちらも7時半~です。案内は回覧板で回ってくるのですが、1ヶ月前には情報として回ってきます。慣れてくると、毎年この時期にあると逆算して予定組んでおくのが妥当ですね。
ちなみにうちの地区は不参加による罰金はない(罰金ある地域も聞いたことある)ですが、出れないことで他の地区のしごと(祭りの手伝いなど)が代わりに回ってきたりするので、出られるのであれば出たほうがいいかなと。草刈り機で参加すると、後日、新しい草刈りの刃も貰えたり、時給換算でお金も貰えたりするので、対価をいただけるのはありがたいですね。
刈る場所は近くに流れる川の河川敷。こんな感じです↓。
当日は7時半にぞろぞろと規定の場所に集まり(地区の中でも更に細かい”隣組”というグループに分かれているので、隣組単位で場所が割り当てられています)、時間になったら勝手に草刈りがスタートします。基本的には地元の方が大半なので、特に説明もなく始まります。移住して初草刈りの場合は、近くにいるおっちゃんに刈る範囲くらいは確認してからスタートしましょう。
男性は草刈り機でブンブン刈っていきますが、女性は鎌を持ってせっせと刈ります↑。(写真の右奥が女性の集団)草刈り時間はその日の人数や能率によって変わります。今年は早く終わったなーとか、時間かかって疲れたなー、という会話が毎年行われる感じですね。2時間ほどで例年は終了します(休憩が30分くらいあるけど。笑)
上記の場所は6月草刈りの場所で、7月になると場所や範囲が変わります。どちらも家から車で5分程度の場所で、みなさん車を路駐して、草刈りをやっています。後日新しい刃が提供される他に、当日は休憩中にお茶が配られたり、草刈り機の燃料を支給されたりもするので、ボランティア感はあまり無いかな。
普段は顔合わせるくらいの近所の人とも、こういった共同作業後にコミュニケーションを取れるのも楽しみだったりして、田舎暮らしの実感を味わえる機会が「地区の草刈り」イベントだったりします。
今回の記事では、暮らしの中にある草刈りをライトに書かせてもらいました。慣れれば簡単ですし、人によっては「終わった後のスッキリ感が好き!」という方もいるくらい。もちろん大変さもありますが、上手く付き合っていきながら、田舎暮らしを楽しんでみてはどうでしょう?