サバの“おぼろ”が特徴!丹後風?巻き寿司をつくったよ

2023.2.10

川口優子

公開の時期がちょっと遅れてしまいましたが、先日の節分で「恵方巻」を作りました! クリスマスのケーキやお正月のお節も食べる習慣がない私ですが、節分だけは、「巻き寿司(太巻き)」をいただきます。ちなみに、我が家の巻き寿司には、「サバのおぼろ」が入っております。

「普段どんな巻き寿司を食べてるの?」と友だちに聞いたことがないので、これが丹後地域で食べられているメジャーなものかどうかは分かりませんが、我が家に関しては、サバのおぼろを入れて巻きます。とってもおいしいのです。

“サバのおぼろ”が入った巻き寿司

丹後の郷土料理である「丹後ばらずし」に使われるサバのおぼろ。それを、巻き寿司の具にします。作り方は簡単で、サバの煮付けの缶詰を使います。サバを鍋に入れ、弱火で水気がなくなるまで炒るだけ。砂糖も少し加えてます。(各家庭によって、作り方に違いがあるかもです)

ちなみに「丹後ばらずし」とはこんな料理です。
▼(参考)丹後名物「丹後ばらずし」を食べよう!(海の京都DMOサイトより)
https://www.uminokyoto.jp/feature/detail.php?spid=18

▼たんぽけでも過去に紹介しておりました
https://tanpoke.com/2466/

サバの缶詰を炒るだけ

宮津の名産品“黒ちくわ”も

宮津の名産品の一つで、「黒ちくわ」というものがあります。私も小さい頃から食べている郷土食で、普通のちくわより大きく、食べ応えがあります。練り物の生産が盛んだった宮津の漁師町。黒ちくわは、イワシやアジといった青魚が原材料とのことで、風味豊かでとってもおいしいです。

カットしてしまいましたが、黒ちくわです

「田舎巻き」と「サラダ巻き」を

サバのおぼろ&黒ちくわが入った「田舎巻き」と、レタスやツナ缶、カニカマが入った「サラダ巻き」。我が家はだいたい、この2種類がデフォルトです。

具材が完成! 左下がサバのおぼろです。

具をのせて巻いていきます。

巻き巻き…

綺麗にできました!

カットして完成!最高ですね。
(恵方巻と言いつつ、カットして食べました)

ハレの日に食べたい巻き寿司

非日常を感じる“ハレの日”の食事。我が家の場合、節分に限らず、年中行事にかこつけて、よーく巻き寿司を食べます。サバのおぼろ入りおいしいので、ぜひ試してみてください。宮津の黒ちくわは、通販でも買えるみたいです ^ ^