なぜ休日のファミリー時間が大切なのか? 移住男子の子育て論 #12

2022.5.23

けんご

 こんにちはー。年度が変わってうちの子ども、ついに保育園へ通いはじめました。預けはじめは子どもも慣れずにいましたが、最近ではすっかり慣れて保育園が楽しい様子です。妻も仕事に復帰し、僕も仕事に向けてより集中できる体制に変わってきたかなと。

 そんな今回は、子どもが生まれてから休日に家族で過ごす時間が、子どもが生まれたことでより「貴重な時間になったなーと」感じることが増えたので、そのことについて書こうと思います。

自宅育児~保育園への変化

 まずはうちの現状を改めて整理すると、生まれてから1年ちょっとの間は保育園に行かずに自宅で子育てをしていました。もちろんその間、妻が育休をとってくれていたので僕は働きに出つつ、在宅で仕事をする機会も増えたので、できる限り育児には携わっていた生活です。

 お昼に家に帰れば必ず子どもが居たのでオムツを変えたり、ご飯をあげたりしていましたし、夕方に帰れば必ず笑顔で出迎えてくれる子どもの姿がありました。家にいれば必ず子どもと時間を過ごすという状況。大変なこともたくさんありますが、それによってささいな変化に気づけたり、親子の愛情が深まっていく時間でもありました。

 それが保育園に通いはじめたことで、がらっと変わります。まず、子どもは起床と共に身支度、ご飯、を終えるとすぐに保育園へ。当たり前ですが、預けている間は子どものお昼ごはんのことやオムツを変えることも保育士さんがやってくれるので、考えることはありません。僕ら夫婦も、子どもを見送った後はお互い仕事モードに入り、1日を過ごします。

 夕方になって保育園に子どもを迎えに行って家に帰ればお風呂に入れ、ご飯を食べて、日によってはそのまますぐに寝かしつけ。夕食後、一緒に遊ぶ時間もありますが1時間あるかないかくらいで、あっという間に1日が過ぎ去っていきます。

 保育園に行き始めて、「え、めっちゃ子どもと過ごす時間減ったやん」というのが正直な感想です。笑 もちろん助かっていることは上げだすとキリがないくらい保育園にはお世話になっているのですが、今までと比較すると明らかに子どもとの時間は減ったなと。

 保育園へ行った日は、担当の保育士さんから連絡帳を通じて日々の様子をシェアいただけるのですが(保育士さん、毎日細かい報告いつもありがとうございます!)、文字情報と実際に触れ合っている情報とでは実感が異なります。

 子どもの成長に寄り添いたいと、もっと子育てを楽しみたいと考えている方なら、平日のコミュニケーションだけでは足りていないんじゃ?と感じている今日このごろなのです。

貴重な休日

 「平日だけじゃ足りないー!」という子どもとの時間を発散してくれるのが、つまるところ休日になってきます。朝起きてから少しゆっくりして、ご飯を食べてから着替えて出かけるもよし、ゆるっと遊びながら一緒に昼寝するもよし。うちの子は食べれるもの増えてきたので、食事時間を一緒に過ごす楽しみも増えてきました。

 平日に保育園で受けた刺激が成長にもつながっているようで、発する単語(何を言っているか分からないけど)の数や種類が増えていたり、筋力がついて行動範囲が広がっていたり、感情表現も豊かになっていたり、、、上げだすとキリが無さそうです。笑

 親が平日の不足分を取り返す目的もあって子どもとの時間を過ごしますが、子どもの方も平日の保育園で習得したことをたくさん出してくれるんだなと。そういった意味で、週末の子どもとの時間は大切になったし、子どもの成長を夫婦で享受するこの時間は、何者にも代えがたい時間だと僕は感じています。

 もちろん、どんどん元気になる子どもと丸2日一緒にいたら、親も疲れますし「勘弁してくれー!」と大変に感じることも多々にあります。休日に仕事が入ってしまえば、妻にかかる負担も増えてしまうので、その分をしっかり取り返そうと頑張ったりも。だからこそ、保育士さんへのリスペクトが高まったり、ありがたさを感じるんですよねー。いや、本当に毎日助かっています、保育士の皆さん、いつもありがとうございます。涙

 保育園へ預けはじめた、仕事に本格復帰した、子どもの成長が加速した、色々な要因があって休日のファミリー時間が大切になった、他のことより優先順位が上がったというのが、最近感じていることでした。

 各家庭によって育児に対するスタンスはそれぞれだと思いますし、ワークライフバランスによっては仕事と育児の両立が難しいパターンもあるでしょう。 とはいえ、個人的には「育児=一緒に過ごす時間」だと考えているので、できる限り子どもとの時間、家族で楽しむ瞬間をたくさん作っていきたい。

 それが、数年後、数十年後の人生の充実につながっていくと信じているので。