~体験レポ~ ファスティング(断食)で内臓をリフレッシュ #わたしの夏休み

2021.9.6

ハラコー

早いもので、もうすぐ8月が終わろうとしています。

小学校の夏休みも終わりを告げ、荷物をたくさん持って登校する子ども達の姿が微笑ましく感じます。

私は小学生時代、宿題を大量に溜め込んでしまうタチでして、ついに終わらせることができず2学期が始まっても「宿題忘れました」を貫く少年でした。

この「宿題忘れました」にもバリエーションがありまして。
「持ってくるのを忘れた」以外に「やるのを忘れた」「提出しようと思ったけど出し忘れた」「やったけどなくしてしまった」など、あの手この手を使い、ついには先生が夏休みの宿題のことを忘れてしまうという不毛な持久戦を戦い抜いていたのが少年時代の #わたしの夏休み でした。

さて、そんなことをだらだら書いても読者の皆さまにとって不毛以外のなにものでもないので、そんな私が大人になって過ごした2021年の夏休みについて書いてみようと思います。

内臓の夏休み

これまで、人体を司るのは「脳」の役割だとされていましたが、最近では「腸(内臓)」がその役割を担っているのではないか、或いは脳と腸は相関関係にある・・という説も出ているようです。それほど内臓というものが重要視されつつあります。

Relation health of brain and intestine gut. Connection healthy of human brain and gut, second brain. Unity of mental and digestive. Vector flat illustration

考えてみると、大人になってからというもの『休み』といえば家族や友人と集まってお酒を呑んだりおいしいものを食べて一緒に時間を過ごすことが通例となっていました。

しかし、実はそういう休み方をすることで内臓はむしろいつもよりも疲れてしまうのではないか・・。

そんなことを感じるようになって、3年ほど前からファスティング(断食)をする期間を設けるようにしています。

今回は、お盆においしい食べ物やお酒をいただいた後で内臓を休ませるため、8月後半に実践しました。

1週間のミネラルファスティング

ファスティングにも色々なやり方があるようです。

何も口にしなかったり、水だけ飲むようにしたり、食事の間隔時間を長くする、など。

私はTanTanPocketの過去記事にも登場されていた 関さんにご指導いただき「ミネラルファスティング」という方法をとっています。

専門的な説明は省略しますが、私が実践したファスティングの特徴は

①2日間の減食期、3日間の断食期、2日間の復食期 というリズムで1週間を過ごす

②減食期・復食期は動物性の食べ物やカフェイン・アルコールは摂取せず、食事量を1/2、1/4に減らす

③断食期は固形食は食べず、水・酵素ドリンク・ルイボスティーの飲料だけで過ごす

といった点です。

この辺のやり方については、毎回関さんが丁寧に事前説明とカウンセリングを行ってくれるので安心して実践できています。

空腹時に身体と対話する

ファスティングをする上で気になるのは

『お腹が空かないの??』という点だと思います。

これに回答させていただくと『はい、お腹は空きます』という予想通りの答えになります。

ただ、空腹を感じる中で気づくことがいろいろあって、その気付きに大きな価値があると思っています。

・これまでは、何を食べるかについて、真面目に考えられていなかった

・これまでは、退屈な時間を「食べる事」で埋めようとしていた

・これまでは、食事を嚙みしめたり、味わって食べられていなかった

『食べる』という生きていく上で欠かせない行為を、深く考えず、いい加減にとらえていたのだなぁ、ということが空腹の1週間に痛感します。

また、目には見えませんが、このファスティングには空腹がもたらすといわれている効果を紹介します。

・サーチュイン遺伝子の活性化

「若返り遺伝子」、「長寿遺伝子」などと呼ばれる遺伝子が空腹時に活性化されることが色んな研究で発表されているそうです。空腹になった時にはサーチュイン遺伝子が活性化して身体が良くなっていることをイメージして過ごすことで、空腹であることを前向きに捉えることができました。

・オートファジーの活性化

細胞内の古くなったタンパク質が除去され、新しいものに作り変えられるという仕組みを「オートファジー」と呼ぶそうです。「空腹の時間」が続くと、体は生存するために、なんとか「体内にあるもの」でタンパク質を作り出そうとします。オートファジーには、がんや糖尿病をはじめとする生活習慣病、アルツハイマー型認知症、感染症などの予防効果や、肌や筋肉などの老化防止の効果があるといわれています。

実際ファスティング(内臓の夏休み)をやった感想

私にとって3回目のファスティングですが、リピートしていることからお察しのとおり効果を実感しています。

具体的には、下記の通りです。

① 体重が減った(1週間で4kg減)
② 目がクリアに見える
③ ご飯がとってもおいしい
④ よく眠れるようになった
⑤ 憂うつな気持ちがなくなった

これまでのファスティング経験でも①~③は実感していましたが、今回は④⑤の効果を新たに実感しています。

これまでは、年末年始など長期休暇にあわせてファスティングを実施していたのですが、今回は仕事もかなり繁忙な時期にファスティングを試みたこともあり、比較的ストレス値が高い時期だったのです。

しかし、ファスティングを終えてからは仕事のストレスや憂うつが軽減され、それを引きずることなく夜はぐっすり眠って朝起きるとスッキリして仕事に向かうことができています。これは新たな発見でした!!

というわけで

『やはり内臓と脳には深い関係があるのだろう』ということを身をもって実感したのでした。

思えば、人間が感情や心理的な何かを表現する際に、臓器の名前が挙がっていますよね。

『腹が立つ』『腑に落ちる』『それが肝だ』『はらわたが煮えくり返る』『断腸の想い』・・など

身体や心にモヤモヤを感じている方がいらっしゃれば、ゼヒ『内臓の夏休み』をオススメしたいと思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!!

Have a nice day!!!!