ごはんの“友”がいっぱい!「海鮮の駅 喜代三郎」がオープン

2022.5.9

川口優子

おはようございます! ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか ^ ^
私は、4月29日に丹後町にオープンしたばかりの「海鮮の駅 喜代三郎(かいせんのえき きよさぶろう)」さんに行ってきました! 海鮮の駅というだけあって、おいしそうな魚介や加工品が盛りだくさん! あれもこれも、食べてみたいものばかりでした。

丹後町にできた、鮮魚&特産品&花屋がある“海鮮の駅”

立岩から車で3分の距離、国道178号線沿いにあるシックな建物に到着しました。

モダンでシンプルな外観
駐車場からは依遅ヶ尾山(いちがおさん)が!

いざ、店内へ! オープンしたばかりだったので、お花がいっぱい。明るくおしゃれなインテリア。いたる所に漁港・漁船をイメージさせるモチーフが!

マンボウの剥製が迎えてくれる玄関。半端ない迫力!
迫力ある船のディスプレイ
奥には気になる「めし小屋」の看板が

「間人温泉郷 海雲館」さんの想いがつまったお店

今回取材させていただくにあたり、京丹後出身で店長の吉岡豪(ごう)さんに案内していただきました。とっても笑顔が素敵です。

手作り看板の前でパシャリ

吉岡:この施設は、間人にある宿「海雲館」が運営しています。僕はもともと、海雲館で料理人をしていました。丹後町は、旅行に来てくださった方に案内できる施設があまりなく、自分たちで何かできることはないかと考えていました。そして、海の幸が食べられて、お土産も買える場所があったら、お客様の満足度を高められるのではないかと思い、2021年夏頃から動き出しました。この場所になったのは、海から近く、また、依遅ヶ尾山が見える絶景ポイントでもあり、お客様に自然の豊かさを存分に感じてもらえると思ったからです。喜代三郎という施設名は、海雲館の先々代の名前からきています。

創業100年「まるなか水産」さんの鮮魚たち

吉岡:ここで食べられる魚介はすべて「まるなか水産」のものです。京都間人の魚を中心に、魚屋独自の目利きで仕入れた質と鮮度高い魚介が低価格で味わえます。

●1日2回(11時・15時)のお刺身タイム

狙い目は、1日2回のお刺身タイム! 限定販売で、売り切れ次第終了。

とにかくどれもプリプリで豪華!食べたい食べたい。

まるなか水産の鮮魚を使ったランチや加工品

●海雲館の料理人がつくる「めし小屋cafe」

昭和レトロで漁師小屋を彷彿させるインテリア。飾ってある漁の道具は、実際使用していたものをいただいたそう。地元の漁師さんや魚屋さんに協力してもらい飾り付けしたとのこと。

これは「焼鯖定食」。開発中の新商品だそう!
吉岡:まるなか水産監修のもと、鮮魚を加工して、それを焼き魚にしています。同じ商品を加工品としても販売しているので、お買い求めいただけます。

●オープンのために開発した新商品「たたき味噌」

吉岡:たたき味噌というのは、昔からこの地域で食べられている保存食です。昔は、冷蔵保存ができなかったので、焼いた魚の余ったものに、味噌を混ぜ込むことで発酵させ長持ちさせ、それをたたいてご飯にかけて食べていました。この郷土料理が、今となってはすごく新しい発想になっているなと感じ、今回のオープンのために開発しました。熱々のご飯にかけても、締めのお茶漬けでもおいしいですし、アレンジ料理にも向いていると思います。今後、ラインアップも増やしていきたいです。

たたき味噌 タイ

●これぞごはんの“友”!地元ならではの加工品たち

店内には、先ほど紹介した「たたき味噌」をはじめとした加工品が盛りだくさん。どれもその日にとれたものをすぐ下処理して鮮度の良い最高状態で加工しているというので、おいしいこと間違いなし。
中には、「あおさ」のような、地元でも出回る量が少ない珍しい商品もあって、まるで宝探しのような選ぶ楽しさがあります。

冷凍食品も大充実!
まるで宝探しのようにもりもりの商品が
ここにもごはんの友が!
弥栄町和田野にある「だいまるしょうゆ」さんの商品
置いてあるお店は珍しいであろう「あおさ」

おいしいコーヒーが魅力の「Ichigao CAFE」

●甘くてさっぱり!オリジナルブレンド「いちがおマウンテン」

Ichigao CAFEのコーヒーは、だいまるしょうゆカフェが監修の元開発されたオリジナルブレンド。一口飲んだら、思わず「あまい!」と叫んでしまった甘さと香り。でも、サッパリしている。私はこの味大好きです!
「豆も発売予定」ということで、待ち遠しい。

コーヒーはサイフォンで淹れてくれます
テイクアウト可能
依遅ヶ尾山モチーフのオリジナルラベルがかわいい

店内に彩りを添える「hana Katanishi(花かたにし)」

丹後町には花屋がない、ということで、「hana Katanishi(花かたにし)」さんも入っています。かわいいお花がたくさんで目移りします。

おわりに

明るく開放的な空間で、何よりみなさんが笑顔ではたらく姿が印象的でした ^ ^ 地元の魚介が食べられて、特産品もいっぱい買える満足度高しの「海鮮の駅 喜代三郎」。ぜひお立ち寄りください!

施設情報

施設名:海鮮の駅 喜代三郎(かいせんのえき きよさぶろう)
住所:京都府京丹後市丹後町間人486
店舗:めし小屋cafe、まるなか水産株式会社、Ichigao CAFE、hana Katanishi
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜
駐車場:あり
Instagram:https://www.instagram.com/kiyosaburou2021/
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▼間人ガニの本場・大人専用の宿 海雲館
https://www.kaiunkan.jp/

▼京都府 間人港 まるなか水産株式会社
https://marunaka-inc.com/

▼hana Katanishi −花かたにし−
https://www.87katanishi.jp/

※掲載写真は、取材時(5月1日)のものです。メニューや特産品等、日々更新されておりますので、ご確認ください。