田舎暮らしあるある「となりのしかたさん」【連載2/5】
2022.2.26
たんぽけライター
たんぽけライターのヤマダです。オセロでは毎回奥さんに負けています(悲)…。
この場をお借りして掲載させていただいている4コマ「となりのしかたさん」は、都会に住んでいるだけではわからない田舎暮らしのちょっとした“あるある”を、ほんわかのんびり描いたマンガです。
現在、京都北部にある綾部市のローカル新聞「あやべ市民新聞」で掲載中。
そのなかからちょっとだけ皆さんにその魅力をお伝えする連載2回目、今回はこちらの2本をお届けいたします。
田舎暮らしのなかでよく言われるのが、住民同士のガッチリした連携!そのおかげで犯罪などの被害がすごく少ない、とよくいわれます。
しかし裏を返せば、見慣れない人や普段と何か違うことがあるだけですごく目立ってしまうということ。もし地元の人であっても、普段乗らない自転車に乗っているだけで誰かの目に留まって、後日「あんとき自転車にのっとったな〜!」と声をかけられたり。都会の中で、他人がどんな生活をしてようと全く気にしないで生きてきた私にとってはまさにカルチャーショックです。
でもだからこそ、そんな「見守り」の中にいる安心感はありがたいものだなと感じる日々です。逆にこんな暖かさのある地方から都会に来る人たちは「都会の人は冷たい!」という”逆の”カルチャーショックを受けたりするわけですしね。
4月ごろ、暖かい陽気になってくると、元気に自宅近くを飛び回り早速軒下に巣作りを始めるツバメたち。おっちょこちょいなしかたさん、ツバメの飛ぶ先を見ていたら自分の目が回ってしまいます。ですがそれももっとも。
ツバメの飛行速度は50km/hと速く、しかも人間の周囲5mくらいのところを飛んだりするので目で追うのは非常に困難です。
ツバメがこんなに人間と近い生活なのは、ツバメの天敵のヘビや大型の鳥、トンビなどから巣を守るため。巣も出来るだけ人間の往来がある玄関近くの軒下に作ろうとします。私の家にも毎年来ます…。人間とその他の天敵と、どちらが危険かを天秤にかけた生態ということなんですね。
そして、私の持論ですが、玄関先にツバメの巣がある家は、ツバメにも信用されるいい人!マンガを読んでいると自然に伝わるしかたさんの優しい人柄、こんなところでも出ていますね。
それではまた次回。