思い立ったらいつでもご褒美!弥次喜多の素敵な自販機をチェックしてみた

2022.2.3

たんぽけライター

『自分へのご褒美』って、魅惑の言葉ですよね。そもそも私たち、もっと自分をほめていいと思うんです。毎日毎日、しっかり生きているだけでえらい!

筆者は自分に甘いので、事あるごとに
「今日これを頑張った自分、ほんとえらい!」
と自分をほめたのち、すかさず
「さ、そんな自分へのご褒美は何にしよう?」と浮かれて考えだします。

そこでよく登場するご褒美が
「おいしいものを食べよう!」

おいしいものって絶対的に幸せな気分にしてくれますよね。大人なら達成後の一杯と、おいしいおつまみがあればそれで至福の時が訪れます。しかし、長く続くコロナ禍で飲食店も酒類の販売停止、休業などの対策を取らざるを得ない状況となっています。

飲食店の方こそ大変でしょうし、無理は言えない。
でもでも、正直言うと『自分へのご褒美』したいしたい…

そんな筆者に有益な情報が舞い込んできました!
【与謝野町に居酒屋メニューを購入できる自販機があるらしい】
なにその素敵自販機…!居ても立っても居られず、早速現地へ行ってくることにしました。

居酒屋・弥次喜多の前で一思案

噂の自販機は京都府与謝野町石川にある居酒屋『弥次喜多(やじきた)』さんの敷地内に設置されていました。車5台くらいは余裕で停められそうな広い駐車場に到着し、目的の自販機を確認。

先客の女性が吟味中でした。悩みに悩み、数点を買い上げて去っていかれましたが、その後すぐ彼女と同じ行動をとることとなります。

「どれもおいしそう…どれにしよう…」
居酒屋に行った時、豊富なメニューがどれもとてもおいしそうで悩みませんか?
自販機の前でもまさにそれが起こってしまったのです。もつ煮込みなどの一品から、締めのラーメンやデザートのケーキまである…
悩みに悩んだ結果、より居酒屋っぽさを求めて『親鶏の炭火焼2人前』を無事購入。

長居すると全種類制覇したいという欲求に負けそうなので、誘惑を振り切ってここで退散しました。

ただよう居酒屋と炭火の香り

自宅に戻り、意気揚々と開封します。賞味期限を確認すると1ヶ月という長期間。これなら複数購入して日替わりで楽しむことも可能です、しめしめ。

今回は手軽にレンジで温めることにしたため、注意書き通り、袋に穴を開けてスイッチオン。

すると、加熱時間が進むごとにただよってくる、なんとも良い香り。入浴をしていた家族も「お風呂まで居酒屋みたいな良い匂いがしてきてたよ!」と香りにつられて早く上がってきてしまいました。

お皿に盛ってみると…

(写真は1人前です。結構ボリュームがある!うれしい)

語彙力がすべてとろけてしまいもう「おいしそう」としか言えない。
一口食べてみると、口の中に広がる炭火の香り。
親鶏なので歯ごたえがしっかりしていて、それもたまらない。
少し強めの塩加減でお酒がすすみそう。

本当においしい時って、なぜかしばし無言になるんですよね。しばらくもくもくと噛みしめ、その後は語彙力が完全に昇天し「おいしい」としか言えませんでした。

夢中で食べた結果、あっという間になくなってしまいましたが、間違いなく至福の時を過ごすことができました。

自分を労うって大切

この居酒屋メニューの自販機は”ど冷えもん(どひえもん)”という商品で、今のところ京都府北部にはこの弥次喜多さんにのみ設置されているようです。

自販機なので24時間、好きな時に買いにいけるのがまた素晴らしいですね。思い立ったらいつでもご褒美!最高!

さて、今日はこの記事を頑張って書いたなぁ。自分へのご褒美、今回は寒ブリの味噌漬けにしようかな。皆さまもぜひ自分への労いにおいしいものを食べ、健康でいてくださいね。