どう乗り切る?イヤイヤ期について調べてみた!

2023.3.30

Inamoto Shinya

休日に出かけたショッピングモールで泣き喚く子どもと、困り果てる親。
以前はそんな光景を横目に、大変だなと他人事のように思っていましたが、いよいよ我が家にもこの時期がやってきました。息子がもうすぐ2歳になるのですが、少しずつ、確実に「イヤイヤ期」へと突入しているのです。

噂では聞いていたのですが、これからピークを迎えるであろうこの「イヤイヤ期」について調べておくとともに、備忘録と誰かの参考になればと記事にしておきます。

調べ方としては、書籍やYouTube、ブログなどで情報発信をされている専門家がたくさんいます。そういった方々の情報の中で、なるほどと思った内容と自分なりの方法論をまとめておきたいと思います。

そもそもイヤイヤ期って?

よく聞くこの言葉ですが、そもそもどういう時期のことなのでしょうか。

  • 成長する過程で自己主張が強くなる2歳前後の時期
  • あらゆる物事に「イヤ!」を連発
  • ルールなどを守れない
  • 自我が芽生え、欲求を抑えられない

調べてみると、一般的には上のような状態になるとのこと。まさにうちの息子にも当てはまります。ただ、時期や主張の激しさにはかなり個人差があり、そんな時期は無かったなんてケースもあるようです。

また、この時期がとても大切なようで、子どもの主張をしっかり受け止めてあげることで自己肯定感が高まり、自信を持つことに繋がるという意見もあるそうです。事実であれば、親の対応がとても重要ですね。

イヤイヤ期はなぜ起こるの?

親にとっては試練のように感じていまうイヤイヤ期ですが、この現象がなぜ起こるのか。
この問題と向き合う上で、どういったメカニズムでこの状態になるのかを少しでも知れたら、何か違った対応できるかもしれないと思いました。

結論を端的にまとめると、
自我が芽生え、様々な主張ができるようになっていく一方、脳の「前頭前野」という我慢を司る部分の成長が遅いから」だそうです。

”我慢”というスキルを習得してない子どもに対し、説明やルールをいくら強制しても意味がなさそうです。絶対にできないことに対し「なんでできないの?」「何度言ったらわかるの!」と声を荒げても、できるようにはなりません。

大人に置き換えてみると、
無理難題を押し付けられた挙句、上司から「なんでできないの?」「何度言ったらわかるの!」って声を荒げられる。今の時代、完全にパワハラ案件だと思います。脳が未発達で我慢ができないということを理解するだけでも、少しは対応を変えていけそうな気がします。

やってはいけない対応

一応、NGな対応についても触れておこうと思います。
上の項で書いたように脳が未発達なため我慢ができないということを知らないと、親もイライラが溜まってしまいます。その結果、多くの親がとってしまう行動には本当に注意が必要なようです。

過度に叱りつける

子どもの主張をしっかり受け止めてあげることで自己肯定感が高まることの反対で、叱り過ぎることによって自己肯定感を下げてしまう結果になることもあるようです。ルールを守れず、お友達に迷惑をかけてしまったり、危険な行動をとったときに叱ることは必要だとは思いますが、過度になってしまうのは避けた方が良さそうです。

放置してしまう

逆に、放置するという結論になる人もいるようです。
イライラしてしまうから距離を置こうという気持ちはわかる気もしますが、物理的に距離を取り過ぎると子どもの安全を守ることができないかもしれません。また、甘えたかったり、受け入れて欲しい子どもの気持ちを置き去りにしてしまうのも親子の信頼関係を育む上であまり良い選択ではないと思われます。

どう乗り越えるべき?

じゃあどうしたらいいの..。
「魔の2歳児」という言葉があるくらいで、本当に大変なイヤイヤ期を僕たち親は、どう乗り越えればいいのでしょうか。調べて学んだ方法と、僕が息子に試して上手くいった方法をいくつか挙げてみたいと思います。

時間に余裕を持

保育園に行く前の朝の時間などは、特に感情的になってしまいがちではないでしょうか。なるべく時間に余裕をもつことが心の余裕につながるのは理解できますね。毎回できるかどうかは別の話ではありますが。

できたことはしっかり褒める

子どもも、大人であっても、褒められると嬉しいものです。また、褒めることを意識することで子どもの良い部分に目がいって親の心も安定するようです。

共感する

感情に寄り添って「嫌だったんだね」「こうしたかったんだね」と共感してあげることが実は効果的だそうです。

自分で選択させる

可能であれば選択肢をいくつか用意し、子どもに選んでもらうことで親が決めるよりも気分良く物事を進めることができるようです。

適度に気分転換をする

これは大人に対して。妻や夫、祖父母や友人など頼れる人にはなるべく頼って、気分転換することはとても重要です。半日の自由時間があるだけで、その後の癇癪に余裕で対応できることは子育て中の親なら共感してもらえると思います。

環境を変える

子どもの気分は変わりやすいので、場所を移動したり無理矢理環境を変えることで機嫌が直ったり、違うものに興味が移ったりする場合が結構あります。

まとめ

今回は自分の備忘録も兼ね、子どものイヤイヤ期について調べたことをまとめてみました。
多くの方が悩むであろう時期だと思いますが、原因を理解することで感情的になってしまうことを抑え、選択肢をたくさん用意しておくことで心に余裕が持てる気がします。

とは言いつつ、僕自身もこれからイヤイヤ期のピークを迎えるであろう息子に対して、どこまで冷静に対応していけるか不安ではありますが、なるべく後悔しない選択肢を選んでいきたいなと思っています。

子育てについてはけんごさんが移住男子の子育て論という企画もやっているので、子育て中のパパママはぜひ覗いてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!