「味噌作り」と子供の成長手作り味噌のおいしい食べ方も
2021.3.30
たんぽけライター
うちで味噌作りを始めて早や数年になります。
元々、海外旅行に行ってまで日本食を食べたがるほど、口が米・味噌・醤油を求めているタイプではありますが、味噌は買うものでした。
インスタント味噌汁、大好き派。
ところが、はじめてママ友に誘われて味噌と塩麹作りにチャレンジしたらこれがめっちゃ簡単かつ、美味い!
子供の食の安全に「手作り味噌」
市販の味噌を裏返して表示確認をしたことがありますか?
親になって初めて、日常的に使う調味料に入っている添加物、本来いらないはずのものを気にするようになりました。
子供にすぐ説明しにくい様なものを子供に食べさせるのは躊躇われます。
手作りすれば、材料はとてもシンプル,安心安全が手に入ります。
家族と簡単に味噌作り
味噌作りは、インスタント食品と比べると、時間と手間がかかります。
ただし、特別なテクニックは必要ありません。
材料を集めて、混ぜて、保存容器に入れる。
基本はそれだけ。
シンプルな作業を家族や仲間と喋りながらやるのがまた楽しく、それがさらに愛着に繋がって、美味しさに結実する気がします。
味噌作りは子供にも出来ると知るや、保育園児と小学生とチャレンジしました。
小学生はもちろん、園児も大豆を潰したり麹を混ぜたりする作業には大活躍してくれます。
ネックは、味噌玉を保存容器に勢い良く投げつける工程。
空気を抜く為に大事な作業ではありますが、周りに飛び散ったり下手すれば明後日の方向へ飛んだりしますから母親からしたら園児には担当させたくない部分です。
同時に、びしゃ、びしゃ、と音もするし動作が大きいしで、園児の心踊る作業でもあります。
子供たちが「できる!」と言い出して、天を仰ぎたくなりました。
ともあれ、出来上がった味噌を冷暗所で発酵させ、食べられる様にまでが約一年。
これだけ情報化、簡便化された現代でなかなかない体験なのは間違いありません。
手作り味噌のおいしい食べ方
出来るだけ地元で揃えた材料 大豆、塩、麹に家族の手が加わって、ゆったりした時間が完成させてくれる味噌。
その良さを損なわないように、そのまま生で食べたり、火を通す時も沸騰させて発酵を無駄にしないようにして食べています。
<手作り味噌のアレンジ方法>
・生野菜にディップする
・冷奴に乗せる
・肉や魚を漬けて焼く
我が家の子供たちも毎年いちばん寒さの厳しい時期に仕込む味噌作りを
数回経験して、ずいぶんと慣れました。
じいじ、ばあばと作業日を相談し、しっかり要員としてカウントされ、今年も迎えたその日の朝、子供たちを先に向かわせ私は家事をしていました。
キリのいいところで、写真を撮りに追っかけるつもりが、思ったよりずっと早く
「終わったよー」と帰ってきてびっくり!!
写真撮る間なし。
そして、じいじに労いの言葉をもらいました。
完全に見通しを誤り悔しい思いをすると同時に、子どもの成長を感じた今年の味噌作りでした。