今都会で流行ってる「セルフ写真館」を丹後に!

2022.1.20

Inamoto Shinya

突然だが、皆さんは『写真館』と聞いてどんなイメージを持っているだろう?

  • 証明写真を撮ってくれる
  • 七五三や成人式など、記念日に写真を撮るところ
  • イスに腰掛けた女性と、直立の男性

…こんなところだろうか。

あるアンケート調査によると、
80%弱の人は写真館を利用した経験がなく、定期的に利用するのは5%程度だそう。多くの人にとって写真館とは「知ってはいるがあまり身近ではないところ」なのかもしれない。

さて、なぜこんな質問をしたかと言うと、今回この記事で『セルフ写真館』について紹介しようと考えているから。

写真館なのにセルフ..?

『セルフ写真館』とは、韓国発祥のサービス。写真館と同じく本格的なカメラや照明などが設置されているスタジオで、その機材を使い、文字通り自分で撮影をする。

..とは言っても、設定などはすべてプロが行い、こちらがやることはシャッターボタンを押すだけ。昔流行ったプリクラを、本格的なスタジオへと場所を移したようなイメージだ。

なぜ流行っているのか

この『セルフ写真館』が、韓国では大流行しているそう。
なぜ流行っているのか、理由を考えてみると

  1. 安価な料金
  2. 時代に合ったサービス

の2点にあると感じる。

従来の写真館で記念撮影をした場合、

→写真プリントやアルバムなどがセットになって30,000〜50,000円が相場。
→衣装が借りられたり、プロにメイクをしてもらえたり..と、サービスが充実している場合が多い。
→データの受け取りは別途オプション料金がかかることも。

対してセルフ写真館の場合、

→基本的にデータ代は料金の中に含まれていて、3,000〜5,000円(2名利用時)のお店が多い。
→写真プリントやアルバム、衣装などはオプションであったり、そもそも無い場合も。

  • 数千円と安価な料金
  • アルバムや写真プリントよりデータが欲しい
  • 気を遣わず、自由に撮影ができる

「安価な料金設定」と「ユーザーの求めるサービス体系」が時代にマッチし、若い世代を中心に流行っているのだと感じる。

本当に魅力的なのか実際やってみた

ここまでお読みいただき、あなたはこのサービスを体験してみたいと思っただろうか?
筆者は、セルフ写真館を知って漠然とした興味はあるが、どう魅力的なのかイマイチわからなかった。兼業で写真撮影をしてはいるが、ちゃんとしたスタジオで撮影したことも、してもらったこともない…
そうしているうちになんとなく時間が過ぎたが、最初に覚えた興味は消えなかった。

興味があることは、とりあえずやってみよう!

ということで、持っている機材を使ってやってみることに。
1日限りの『セルフ写真館』を峰山町にある”まちまち案内所”にオープン!
どんな写真が撮れたのか、ご紹介するのでぜひ見てほしい。

見ていただいたら一目瞭然。とても素敵な写真がたくさん撮れていた!
大変好評で「すごく楽しかった」「今後も開催してほしい」など、嬉しい感想もたくさんいただいた。

自分達だけの空間、好きなタイミング、気を遣わずに撮影できるのは、こちらが思った以上に良かったようだ。
あっという間に時間が過ぎ、自分が体験するのを忘れてしまったが、利用者の感想や表情から『セルフ写真館』の魅力は理解できた気がした。

スマートフォンやデジタルカメラの普及により、いつでも写真が撮れる時代。だからこそ、機材や場所が変わると自分が知らなかったような新しいものを得られるかもしれない。
普段、写真を撮る人も撮らない人も『セルフ写真館』で撮影してみるのはどうでしょう。

また開催することがあれば、こちらでも事前告知をしようと思うので気になった方はぜひ!!