5月22日は「国際生物多様性の日」。なので丹後の風景をさっくり描いてみた
2023.5.22
川口優子
夏日になったかと思ったら、雨が降って気温が下がるなど、気候が変わりすぎて日々洋服選びに悩みます。
5月! 持論ですが、「丹後は5月が一番いい!」と思ってます。海も山もきれいだし過ごしやすいし、 自然を満喫するにはもってこいの季節です。
5月22日は「国際生物多様性の日」
今日5月22日は、「国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity)」です。「生物の多様性が失われつつあること、また、それに纏わる諸問題に対する人々の認知を広めるために国際連合が制定した記念日(国際デー)(ウィキペディア引用)」で、「生物多様性について考えてみよう」という日です。
「自然に触れる」ということもアクションのひとつのよう。外に出て散歩するだけでも、なんだか気持ちが軽くなります。晴れだけでなく、雨でも風情を感じます。
手軽に描ける「Adobe Fresco」
わたしの場合、「自然を見つめてみる」という観点から、丹後の風景をお絵描きしてみました!
タブレットでのお絵描き。わたしは仕事上、イラストを描いたりイメージをつくったりする時によくタブレットを利用するのですが、最近の描画系アプリの進化には、本当、驚かされます。「ちょっとした加工なら、(PCではなく)タブレットでできちゃう」なんて言われるのもよくわかるくらい、高度な機能が実装されてきています。
Adobeの製品で「Adobe Fresco(フレスコ)」というアプリがあるのですが、わたしはお絵描きにこれを使っています。(無料でも使えますが、一部機能が制限されています)
▼Adobe Fresco
https://www.adobe.com/jp/products/fresco.html
別に、このアプリを使って絵を描くことを勧めているわけではありません笑。
そうではなく、「自然を見て、観察する行為」に意味があると感じています。
なので本来ならば、スケッチブックを持って外に出かけ、自然の香りの中で、紙にかかる筆圧や筆致をリアルに感じながら、絵を描きたいなぁと思います。今でもたまに、天気のいいお休みの日には、小さい頃にやった「写生」をやりたくなる瞬間があります。
ですが、デジタルで気軽にお絵描きを楽しめるのも確か。アプリやソフトは、自分をアップデートするツールとして、どんどん活用していきたいです。
鉛筆ブラシや水彩ブラシを使って「立岩」を描いてみる
せっかくなので、Adobe Frescoの機能を少し紹介します!
Frescoには、鉛筆や水彩絵具で描いたような線(タッチ)が出せるいろいろな「ブラシ」が登録されており、種類が豊富。筆圧でタッチをコントロールできるので、再現性が高いです。例えば水彩ブラシなら、「水の量」なんてのも調整できます。
今回、“丹後といえば”の「立岩」を描きました。
まずは鉛筆ブラシでザザッと描いていきます。下に写真を薄くひいて上からトレースするのもあり。デジタルの利点です。
(注意点として、トレースする写真だからといって、ネットから拝借するのはNGです。自分で撮影した写真を使用するようにしましょう)
次に、水彩ブラシでザザッと色をつけていきます。
▼あんまり描き込んでませんが笑、完成!
良きです。
「深く知る」ことって大事
写生の何が魅力って、やっぱり「じっくり観察すること」。ただ「見る」のではなく、「観る」というのでしょうか。深く知ることで、気づくことってたくさんあります。
記念日の意義は、意識することだと思っています。今まで知らなかったことを知る、気づかなかったことに気づく。それはとても価値あることです。
自然豊かな丹後。この環境を、大切にしていきたいですね。