よくある地図パズルを、超ローカル版で作ってみた!

2022.11.14

Inamoto Shinya

ネットサーフィンをしている時になぜかオススメに表示された、都道府県の形をしたパズル。
遊んだことはなくても誰もが見たことはあるのではないでしょうか。

普段ならただの広告としてスルーしたと思いますが「これってもっと小さい範囲であるのだろうか」と、なぜか気になってしまいました。

調べてみると、地域によっては商品化されているものの、丹後地域はもちろんありません。そんなマニアック過ぎるパズル、需要が無いことは容易に想像がつくので仕方ないですが、あったら面白いなと考えてしまいました。

なので、自分で作ってみることにしました!

①まずは地図で地区の境界線を検索します。
Yahoo!地図のモノトーンモードが見やすかったので、これですべての地区を調べていきます。

②次に、パズルにしたときの形を画像編集ソフトを使って描いていきます。

③最後にレーザー加工機用にデータを変換し、スイッチオン。

あっという間に世界でひとつの”自分が住んでる町パズル”が完成しました!

早速、完成したパズルで遊んでみてびっくり!
作る過程でかなり地区の位置関係が頭に入ってしまい、全く迷うことなく組めてしまいました。

これではパズルとして遊べるのかがわからないので、近所の知人数名にパズルをやってもらうことに。すると40年近くこの地に住んでいる人にさえ難易度がとても高く、このパズルで知った地区の名前もあったようです。

そして、何人かでやると想像以上に盛り上がりました。
考えてみると、自分の住んでいる場所を形にして目の当たりにする機会ってほぼないんですよね。

今回、ネットの広告から超ローカルパズルを作ってみましたが、地理を学べ、知ってる地域だと盛り上がることがわかったので時間があるときに他の町でも作ってみようと思います。
趣味で作成しましたが、どこかに置かせてもらったとしたら遊んでみたい人がいるかな?
もしいれば声をかけてもらえると実現できるかもしれません。

秋の夜長に工作をしたお話でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます!