離湖散歩 ~シンメトリーは美しい(今日もデザイン・エンカウント#4)

こんにちは。グラフィック・Webデザイナーの川口です^ ^  この特集では、私がエンカウント(遭遇)したちょっと気になるデザインを、私視点で紹介していきます。

一足早い梅雨・・・ なかなかお散歩に行けないですが、時間を見つけて、少しずつ運動しなければ。。。と常に思っております。

先日、お友達と一緒に網野町にある「離湖」周辺をお散歩してきました。少し曇ってはいましたが、お散歩にはいい日和でした!

湖を眺めるお友達
カメラを構えるお友達

1)シンメトリーは美しい

優雅に離湖を眺めるお友達

上記写真を撮影中…レンズを覗いて気づくこと。
構図が「シンメトリー」。私は結構シンメトリーが好きなので、ついついこの構図で構えてしまいます。

シンメトリーとは、対称という意味で使われます。上の写真の場合、写真を縦半分に折ったとき、縦軸に対して構成要素が対称に配置されている構図のことです。シンメトリーの構図からは、安定感や調和、美しさ、権威が感じられます。建物でいうと、フランスのベルサイユ宮殿や国宝の松本城、国会議事堂などの構造にも見られます。

ちなみにですが、人間の顔が非対称であるように、自然界にはまったく同じシンメトリーというものはありません。シンメトリーは人工美という点で、自然美と対を成すものです。(人工美と自然美を線引きするつもりはありませんが)

左右に広がる桜並木を眺めるお友達

もう一枚、パシャリ。
やっぱり、シンメトリーの構図は、安定感が出てステキです!(シンメトリー構図の写真を取るときは、きちんと水平垂直を取りましょう)

2)デザインにおけるシンメトリー

例えばこの写真を例にとって、シンメトリーのデザインについて考えていきましょう!^ ^

重心が下にあると安定感が増す

デザイン要素や写真の重心が下にあると、より安定感が増します。上記の写真だと、ケーキが下にある=写真の重心が下にあるので、落ち着きのあるイメージが強調されています。

文字組はセンター揃えかカンパコ

上記写真にキャッチコピーや説明文を入れる場合、センター揃えで配置すると、対称性が強調されます。一方、シンメトリーの構図の写真に左揃えのテキストが混ざっていると、違和感が生じてしまいます。デザインには、統一感が重要なのです。

説明文を入れる場合も、センター揃えかカンパコで組みます。右側はただの「箱組み」の状態。左側は「カンパコ」の状態(文字を最終行まで長方形の形でしっかり組むこと。文章の改行位置などにも注意するとベストです!)。カンパコにするには、コピーもデザインに合わせて調整する必要があるので結構大変ですが、見た目はとてもキレイに仕上がります。細部にまでこだわって仕上げたいですね!

※説明文の内容はイメージでご覧ください

適切な情報量

配置する要素(エレメント)が多い場合、シンメトリーより拡散性の印象が強くなってしまいます。全体を見ながら、エレメントの数も調整するようにしましょう。

安定感や調和、美しさ、権威が感じられるシンメトリーの構図。
写真を撮るときにも、デザインする時にも、ぜひ利用してみてくださいね^ ^

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