離乳食が始まった時にできること 移住男子の子育て論 #13

2022.7.28

けんご

 こんにちは!今回は先日ちょうど子育てセミナーの講師を頼まれた時の話を少し書かせてもらおうかなと。セミナーのお題が離乳食だったので色々話をしてきたのですが、僕は管理栄養士でもなければ育児について体系的に学んだ経験もないので、一般人の体験談として読んで貰えらた嬉しいです。

離乳食が始まるとどうなる?

 まずはじめに離乳食が始まるとどうなるのか。一言で言うと育児の負担がめっちゃ増えます。笑

 今まで母乳やミルクで子どもの食事が済んでいたところに、大人とは別の食事を準備しなければいけなくなります。栄養のことや、食べやすい柔らかさを考えたりして、準備。し、た、の、に、食べてくれなかったり、ぶん投げられたりして、片付けも大変なんです。。

 離乳食初期の頃は、食べ終わってから母乳やミルクがセットになるので、ママは大変ですね。一手に引き受けて頑張っていたら身体は持ちません。なので今まで以上にパパのサポートが必要になります。サポートというより、一緒に育児を頑張るスタンスが大事かなと。

 ちなみに、当日使った資料で説明すると離乳食のパターンはこんな感じ↓。

 時期によって変化していくのと、あげる内容も変わっていくのですが詳しい情報は巷で出てる本やアプリを見てくださいね。個人的に大事だと思うのは、子どもの食事にどこまでこだわるかの認識をママと合わせること。

 これは、各家庭のスタンスや個人の価値観に関わる部分なのでしっかり話し合っておいた方がささいなトラブルに繋がらないと思います。例えば、食材は新鮮なものを使う、大変だからレトルト主体でいく、手作りにこだわる、など。子どもに対する愛情の差だと一言で片付けず、なぜそうしたいのか話し合っておかないと、ケンカが増えます。笑

 育児に関する情報は世の中に溢れているので、ママとパパが持っている情報に差があるのは当たり前で、どうしてもママの方が多くの情報を持っているケースが多いです。もちろん頑張っているパパもいますが、情報の差が生まれる事は往々にして起こるので、情報をシェアし合って認識を合わせる。

 そうすれば「それは今あげて欲しくなかった!」「なんでそんな事も分からないの!」と言われるシーンが減るのではないでしょうか。

ラクしてつくる離乳食

 いざ、離乳食をつくる!となった時、料理が苦手なパパも多いかと思いますが、離乳食って作る工程だけみると単純です↓。

 加熱して、切って、まぜるだけなので、パパでも十分できる。もちろん料理に対する慣れはあるので、最初は時間がかかったり、難しかったりすると思います。うちの場合だと、僕がお米や野菜を作っておいて配合や味付けは妻がやる、なんて日もよくありました。

 そして離乳食が始まったらどこの家庭でもやっているのが、冷凍ストックを作っておいて、食べる時に解凍させてすぐ提供できるようにするパターン。これはうちもガッツリやっていました。冷凍ストック使うことで、簡単に早く離乳食を作ることができます↓。

 キューブを何個か出して、レンチンして、混ぜて出す。これくらいならパパでもできそうですよね?準備~食べさせる、までパパがやって、母乳やミルクをママがあげている間に片付けまで出来ればママの負担がめっちゃ減ります。あくまで理想ですが、離乳食は上手く回せばパパでも作れる。

 ちなみに、米を炊く時や野菜を刻んだりする時によく使っていた道具や、冷凍ストックする時に使っていた道具はこちら↓。

 土鍋は子ども用のお粥を一気に作る時に役立ちました。ブレンダーは万能で、お粥や野菜をペースト状にする時に役立ちましたし、野菜のみじん切りなんかにも使えます。それらの食材を冷凍する容器もいくつか買って試しました。製氷容器でも作れますが、西松屋なんかで売っている専用容器を使った方が冷凍したブロックを容器から外すのが簡単です。

 これら、紹介したものは僕の家庭で実践したものとなりますが、各家庭でラクできるやり方はそれぞれにあると思います。今は便利な世の中なので、ネットで調べたり、実際に道具を買うことでラクできる事はたくさんあるので、これも情報のシェアと認識合わせですね。

2人にとってのベターを

 うちは手作りにこだわったので、色んな道具を使いながら離乳食を作っていましたが、大変な時はパックに入っている離乳食をあげたりもしましたし、もし身近に親族の方がいれば頼るのも良いと思います。毎日のことなんで大変ですから。本当に。

 この頃から、子どもの成長や栄養について熱心になり、自分たちのことが抜けてしまう夫婦が増える気がします。もちろん子どもの健康も大切ですが、ママとパパの健康も大事。2人が元気じゃないと、子どもが健全に育つのも難しい、と個人的には感じています。実際にケンカしてたら子どもめっちゃ泣くし。笑

 理想を追い求めればいくらでも出来ることはあります。だからこそ、子どもにとってのベストばかりを追うのではなく、2人にとってのベターを目指して、子どもと楽しい生活を築いてみてはどうでしょう?